THE HAUNTED BOOKSHOP
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Haunted Melbourne Ghost Tour Archives
Selected reviews from our haunted past

Discovering the Melbourne spirit
Nichigo Press, Victoria Edition, Vol. 2, No. 13, December, 2005, pp 10-11
Words and photography by Noriko Kageyama

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真夏の熱帯夜を一気に冷ます…
メルボルン心霊スポットの旅
あの有名な観光地にも幽霊がいた !


 夏に欠かせない納涼イベントといえば、肝試し。そしてメルボルンにも心霊スポットは、…ある。そこで今回は、独自の調査を基に市内でゴースト・ツアーを企画しているドリュー・シントン氏をガイドに招き、メルボルン・シティ内の心霊スポットを探索する。
Photos:Tourism Victoria

■シティ内だけで50体以上が生息 !?
 世界で最も住みやすい街として、世界中から熱い視線を集めている街--メルボルン。世界体操選手権やF1グランプリ、コモンウェルス・ゲームなどといった国際的ビッグ・イベントも開催され、例年多くの観光客を集めている。しかし一方で、「旧メルボルン監獄でネッド・ケリーの幽霊が出た ! 」という話が、2005年に入ってから巷で囁かれていたのを知っていただろうか ? 実は、メルボルンには多くの幽霊と心霊スポットが存在するのである。
    ドリュー・シントン Drew Sinton
ソサエティ・オブ・サイキカル・リサーチのメンバー。アデレードでのジャーナリスト時代にゴーストに興味を持つようになり、自身で調査を始める。自らの心霊体験や調査結果を基に97年から始めたHaunted Melbourne Ghost Tourは好評を博し、エイジやヘラルド・サンなどといった地元新聞でも数多く取り上げられた。同時に超常現象や心霊現象の関連文献を集めたThe Haunted Bookshopの店主でもあり、タロット・リーディングも行う。ゴースト・ハンターとしての実績と幅広い知識から、心霊相談に訪れる人も後を絶たない。
       
 メルボルンのシティ内で超常現象・心霊現象の専門書を扱う書店を営み、ゴースト・ハンターとしての異名を持つ歴史家のドリュー・シントン氏によると、「数年前に調査した結果だけでも、シティ内に50体、メルボルン市内に100体、そしてVIC州郊外には70体以上のゴーストがいる」のだそう。その姿は、ぼんやりとした白い形から、フルカラーのイメージまで、見る人によって変わってくるのだという。
 例えばマイトル・タービンでは、3人が同じ幽霊を目撃しているが、その描写はそれぞれ異なる。1人は黒い影のようなもの、1人はライトのようなもの、残りの1人は白いドレスを着た姿だった、と証言している。ちなみに、92年にシントン氏がバーウッド・ハウスで初めて目撃した幽霊は、黒い影のようなものだったとか。
 一方でこんな事例もある。シティ内のとあるアイリッシュ・パブは幽霊がいることで知られており、定期的に「オーストラリア懐疑論者の会」の会合も開催されている。さて、この幽霊は台所付近によくたむろしているという。鍋が勝手に動いた、水道の蛇口が自動的に回ったなどという証言も数多い。しかし特記すべきは、なんとこの幽霊の存在が証拠として残っていることだ。ある夜、警備員が幽霊を目撃したが、どうしてもその存在を信じることができなかった。そこで、監視カメラを確かめてみると--。なんと霊の姿がはっきりと映っていたのだという。さすがに幽霊の姿がビデオに収められたケースは、非常にレアなのだそう。
 しかし、幽霊を確認する手段は見るだけではない。「ゴーストを感じるには、3つの方法がある。見ること、感じること、そして耳で聞くこと」(シントン氏)。つまり、その姿を確認せずとも「第六感」のようなもので、霊を認識することも可能なのだ。心霊スポットを歩く時には、五感を研ぎ澄ませて歩く必要があるようだ。

もう1つの観光地…
メルボルン市内心霊スポット
 
  Photo:Tourism Victoria
クイーン・ビクトリア・マーケット
Queen Victoria Market
 メルボルン市内を代表する観光名所としてもよく知られ、連日多くの人が訪れているこのマーケット。しかし、かつては「オールド・メルボルン・セメタリー」と呼ばれたメルボルン最古の墓地だったことは、意外と知られていない。
 1837年に建てられ、およそ1万体の死体が埋葬されていた同墓地。クイーン・ビクトリア・マーケットの発展とともに縮小され、墓石と一部の死体は他所に動かされたが、いまなお9,000体ほどの死体が眠ったままだという。地下に眠る死者を邪魔しないよう(または、死者に邪魔されないよう !? )に、わざわざ地面の上に積んだコンクリート・ブロックの上に倉庫の支柱を立てたのだという。
 その当時、墓は区画で区切られており、一角にはキリスト教徒が、ほかの一角には、犯罪者やアボリジニ、伝染病での死者などが埋葬された。また、2人のアボリジニが殺人の罪で6,000人の前で処刑されたそうだが、その処刑に使われた壁は現在もマーケットの一部として使われている。実際、注意深く駐車場の地面を見てみると、お墓の路地部分が見て取れる。買い物に夢中になっていると、どうやら死体の上を歩くハメになるようだ…。
 目撃談としては、マーケットの警備員が3人の男が走り去るのを見たという話がある。しかし、男たちの姿は直後、彼の目の前から突然消えてしまったという。シントン氏によると、これは19世紀に絞首刑で処刑された山賊の幽霊なのだそう。また、火曜と金曜の夜にバグパイプの音とコロボリー(祭りや戦闘前夜に行うアボリジニの踊り)の歌が聞こえたという報告もあるが、これは先に述べた殺人の罪で殺されたアボリジニではないか、とシントン氏は言う。
 その中で、唯一墓石が残されているジョン・バットマン。メルボルンを開拓した1人として知られているが、非常に活動的な幽霊としても一部で有名で、夜になると市内を巡回しているそう。ちなみに生前の彼は女好きで、梅毒で死んだとされる。

■Queen Victoria Market
住所:513 Elizabeth St., Melbourne

 
  Photo:Tourism Victoria
プリンセス・シアター
Princess Theatre
 メルボルンで最も有名な幽霊の1人といわれているのが、フェデリーチという芸名を持つイタリア系イギリス人、フレデリック・ベーカー。1888年3月3日、オペラ『ファウスト』の公演中、心臓病で亡くなった。しかし、多くの人が彼の魂はプリンセス・シアター内に残っていると信じている。
 一例では、彼の死後に『ファウスト』が再公演されたのだが、メフィスト役を引き継いだアーネスト・クレールは「おじぎをしようと前に進み出るたびに後方へ押し戻された」と言う。ちょっとした事故や装置不良などがたびたび起こるようになり、これも彼の仕業とされている。
 1900年初頭、駐在の消防士も彼の幽霊を目撃している。ある熱帯夜、室内の熱を逃がし空気を入れ替えようと、屋根の引き戸を開けた。月明かりが観客席に差し込んだ時、なんとステージの中央に人の形のような影が映し出されたのだ。幽霊はイブニング・スーツに長い外套とシルク・ハットをかぶり、背が高く体格のよい男のようだったという。そう、その姿は彼のハマリ役で最後の役となったメフィストそのものの姿だった。
 一番有名な目撃談では、1917年に起きた話がある。劇場の衣装係がある日、遅くまで働いていた。午前2時半ごろ、消防士が彼女の部屋のドアをノックし、「ゴーストを見たくないか ? 」と言う。興味本位で彼女が消防士の後についていくと、消防士がドレス・サークルの2列目に座っているフェデリーチを指差した。彼は誰もいない舞台の中央をじっと眺めていたという。数年後、別の消防士も、2回ほど同じ席にゴーストが立っていたのを目撃した。
 ただし現在では、公演初日にフェデリーチが現れるのは、幸運の兆しだとされている。

■Princess
Theatre
住所:163 Spring St., Melbourne

Mitre Tavern
マイトル・タービン
 1837年に個人の使用目的で建てられた後、1868年にメルボルン・シティ内で最初の酒許可証を取得し、当時の弁護士やスポーツ・マンが集う社交場となった場所。現在もその建物は残っており、メルボルンで一番古い建物とされている。現在はパブがオープンしている。
 さて、心霊スポットは2つのダイニング・ルームの間にある2階のバルコニー部。一説では、幽霊はコニー・ウォー(豪田園詩人のサー・ルパート・クラークの愛人とされる)の幽霊だとされている。
 しかしその姿はまちまちで、白い服をまとった女性のような姿を確認した者もいれば、黒い影のようなものを見ただけという者もいる。

■Mitre Tavern
住所:5 Bank Place, Melbourne

 
  Photo:Tourism Victoria
旧メルボルン監獄
Old Melbourne Gaol
 旧メルボルン監獄は心霊スポットの1つとしてよく知られ、同所では「ゴースト・ツアー」と名付けられた夜間ツアーが行われている。1841年に設立され、ネッド・ケリーを含めた計136人が処刑された。オーストラリアン・ゴースト・ハンターズ・ソサエティーが選んだオーストラリア国内心霊スポット・ベスト10にも、堂々の第4位に選ばれている。ただし、一般的に専門家の間では「ネッド・ケリーの幽霊は旧メルボルン監獄には出ない」ということで意見が一致しているらしいが、そのほかの幽霊目撃談には事欠かない。
 今から10年以上前のある夜、当時のマネジャーがきちんと鍵をかけてスタッフ用の部屋を出た。翌日、砂糖の入った入れ物が動いており、テーブルの上に砂糖のこぼれた跡があったという。あるツアー・ガイドは、人々が処刑されたという落し戸の下に立った時、後頭部に冷たいものを感じたという。
 そのほか、心霊写真の報告も数多く寄せられている。

■Old Melbourne Gaol
住所:Russell St. between Victoria & Latrobe Sts., Melbourne

 
  Photo:Tourism Victoria
ビクトリア州立図書館
State Library of Victoria
 1854年に設立され、シティ内の一種のランドマークでもある同所。シントン氏によると、ここの幽霊は非常にアクティブなのだという。
 目撃談も数多い。例えば数年前、夜勤の職員が勤務中に、ピアノの音を聴き、黒い姿のものが動くのを見た。別の警備員は、すべての窓が閉じられていたにもかかわらず、シャンデリアが揺れるのを目撃した。3階では、19世紀風の白い衣服を着た背の高い女性が悲鳴を上げていたという話もある。また、かつての司書が、霊となった今もなお、この図書館に残っているという。

■State Library of Victoria
住所:328 Swanston St., Melbourne

 
  Photo: Tourism Victoria, (c) Charles Nettleton
霊が出没したと話題のネッド・ケリー
■最も有名な幽霊
 さて、「メルボルンで一番有名な幽霊は ? 」とシントン氏に聞いてみると、「フェデリーチ」という名が返ってきた。イタリア系イギリス人の俳優で、1888年プリンセス・シアターでオペラの公演中に心臓発作で死亡。その後、長い間にわたって、彼の幽霊に関する多くの目撃談が寄せられ、数々の怪奇現象が起きている。特にドレス・サークル(2階正面席)での目撃者が多い。現在では、公演初日に彼の幽霊が現れるのは幸運の兆しとされ、劇場側はフェデリーチのために常に席を空けているという話もある。ドレス・サークルに座った際には空席を確認する必要があるだろう。隣の席が空席だった場合は、ラッキーにも幽霊と一緒にオペラ鑑賞ができる絶好のチャンスかもしれない。
 ちなみに話題のネッド・ケリーの幽霊に関しても尋ねてみたが、シントン氏によると「今年は、彼の没後125年。そのために霊の動きが活発になっているかもしれないが、直接見たわけではないので何とも言えない」とのこと。ただし専門家の間では、「旧メルボルン監獄にはネッド・ケリーの幽霊は出ない」と言われているそうなので、ただの噂だった確率が高いようだ。

■幽霊が棲む場所
 では、幽霊が居つきやすい場所というのは、どのような場所なのだろうか。シントン氏によると、一般的には病院、家、ホテルやパブなどで見られることが多いという。なぜなら、ゴーストは自身で新たな力を作り出すことができないため、何かからエネルギーを拝借する必要がある。そのため、人が集まり活気が生まれるパブやホテルなどに居つきやすくなるのだそうだ。マイトル・タービンのように、かつて多くの文化人が集っていたような場所も該当する。
 一方で大きな事件が起こった場所でも、霊の目撃報告が多く寄せられる。一例としては、クイーン通り沿いの建物。1987年12月8日、22歳の元法科生フランク・ビッコビックが8人を殺害、5人に重症を負わせた直後、11階から飛び降り自殺をした。この事件は大量虐殺として、当時大きな話題になった。彼の死後、この建物はホテルとして生まれ変わる。客足に影響するほど多くの心霊事件はないようだが、それでも時折、真夜中に悲鳴や人が走り去っていく足音が聞こえてくるという。
 また、チャイナタウンに幽霊が出ると噂の「デス・アレー(Death Alley)」と名付けられた路地があるが、ここにも血なまぐさい歴史がある。1930年代、この路地はギャングに殺された死体が投げ捨てられる場所で、地元のアジア人は霊を恐れて絶対に足を向けなかったという。実際、コウモリに似た気味の悪い黒い生き物(ただし、絶対にコウモリではないとのこと)が空を飛んでいるのを目撃した人もいると聞く。飲茶にその死体の肉が使われたなどという気味の悪い話もあり、何だかいわく付きの場所である。

■数字と幽霊の関係
 さらにシントン氏は「13という数字は、ゴーストと密接な関係がある」と語る。日本において、13は特別な意味を持つ数字ではないが、西洋文明においては非常に不吉な数字とされている。西洋の絞首台の階段は13段であることから「十三階段」と名付けられているし、13番目のタロット・カードの名前は「死神(Death)」だ。シントン氏によると「数理学者の調査によると、13が絡む土地には、ゴーストが現れやすいという調査結果がある」という。具体的には、住所の地番を1桁ずつ足して13になる場所や、13体の死体が出た場所などが該当する。
 メルボルンでも有名なゴースト・スポットの1つ、ビクトリア州立図書館。住所を見てみると…スワンストン通り328。1桁ずつ足してみると、見事に13である。また、かつて共同墓地だった心霊名所「クイーン・ビクトリア・マーケット」の住所は、エリザベス通り513。偶然にも末尾が13だ。一方で、先に述べた大量虐殺の被害者の数も恐ろしいことに13人である。
 また、クイーン通り283にあるオフィス・ビルでは、誰もいないはずの階で足音が聞こえたり、灯りのようなものが動いていた、などの目撃談が多く寄せられている。転勤や退職を希望する職員も多く、気に病んで自殺をした者もいたという。余談だが、メルボルンで初めてのエイズ患者が診断された法医学研究所の地番も、364。「魔の13の理論」に合致する。
 最後に、信じる、信じないはあなたの自由。しかし、幽霊が集まるとされる場所には、霊がとどまるだけの背景や事件があったことは明らかである。真夏の夜を「裏メルボルン・ツアー」で楽しんでみてはどうだろうか。

突撃 !
ゴースト・ツアー
体験記
Haunted Ghost Tour
 
 毎週土曜日の夜、ザ・ホーンテッド・ブックショップではゴースト・ツアーを行っている。「百聞は一見にしかず」。意を決してある土曜の夜、高鳴る心臓とともにこの本屋を訪れた。

 集合は、夜の8時半。ちょうど日がかげり出す絶好のタイミングで、ゴースト探索のムードも盛り上がってくる時間帯だ。参加者は、のべ40~50人ほどいた。こんなに人が集まっていることに驚いたが、多い時には90人近く集まることもあるとのこと。ただし、アジア人は私1人だけであったが…。時折、「ゴースト・ツアーが趣味で世界中のツアーに参加してきました」という強者も来るようだが、今回は興味本位の参加者が多いよう。話を聞いてみると「この手のツアー(心霊スポット探索)に参加するのは、初めて」という声が意外に多く、ひと安心。
 さっそく拡声器を片手に語り出すシントン氏。取材時はTシャツにデニムのパンツといったラフな服装だったにもかかわらず、そこに現れたのは黒い帽子に黒マントを羽織った黒ずくめの姿。まるで映画『エクソシスト』に出てきそうな格好である。「有名なゴースト・ツアーといえば、アメリカのニューオリンズでのツアーがありますが、私のツアーでは、数々の心霊体験報告も実際に寄せられており、より怖いことで有名です」とさりげなく脅しが入り、さっそくビビる参加者たち。
 まずは、マーケット通りへ向かう。この辺り一帯は、ウエスタン・マーケットと呼ばれたメルボルンで最初のマーケットが開かれた場所。この辺りを中心に街が活性化していったという。ちなみに日豪プレスのメルボルン・オフィスは、このマーケット通りのすぐそばにあるのだが、オフィスの隣にあるナショナル銀行の支店は、何とメルボルンで一番古い監獄だったとのこと。旧メルボルン監獄よりも古いというのだ。監獄では当然、死刑なども行われていたわけで、幽霊の登場率も高いに違いない…。現に旧メルボルン監獄は心霊スポットとして有名。深夜に及ぶ残業は、何があっても絶対にやめようと、心に誓う。
   
 
  ツアーを心待ちにする参加者たち
 その後、マイトル・タービンや法科生が殺しを行ったビルなどといった各心霊ポイントを巡る。幽霊の話だけじゃなく、建物や街の歴史が密接に絡んでくるところが興味深い。
 次にたどり着いたのは、とある駐車場。営業時間が終わっているので電気もなく、立っているだけで霊に取り憑かれそうな場所である。さすがに参加者もざわめく。ここは、1950年代にバルコニーで、1人の男が2人の男に殺されたという、かつての鉄工場。ある日、ツアー参加者数人が「いやな予感がする。この中には入りたくない」と見学を拒否し、外で待っていた時のこと。彼らは、バルコニー付近に斧を持った白い影を見たという。ほかにも「女の悲鳴のような声が聞こえた」「写真に変なものが写っていた」などという話もあるいわく付きの場所なのだ。さっそく目を見開いて、耳をすませてみたが…何も見えない、聞こえない。しかし、去り際に隣に立っていた参加者の1人が、「バルコニーに黒い人影があった」とぼそぼそと話していたので、霊感の強さが影響するのかもしれない。
 最後は、クイーン・ビクトリア・マーケット。ひとしきり説明をした後で、「私はこの場所に来たら、絶対ここに立つようにしています。なぜかって ? ここにお墓の路地の跡が見えるでしょう」。つまりは参加者が立って話を聞いていたのは、死体の上…。もちろん、コンクリートでブロック( ? )されているとはいえ、いい気分はしない。その後、「あの壁ではアボリジニが処刑された」「このエリアはクリスチャンの死者が埋まっている、あのエリアにはアンジェリカン」などといったマーケットの裏トリビアを聞きながら、解散となった。
 ツアーはおよそ、2時間半。解散後、シントン氏に「今までにどんな幽霊を見たのか ? 」などと質問をする熱心な参加者もちらほら見られた。それにしてもメルボルン市内に多くの幽霊がいたとは驚きだ。終了後、いつものメルボルンの夜が初めて違う景色に見えたのは、幽霊効果であることは間違いない。

Haunted Melbourne Ghost Tour
97年に開始したメルボルン市内の心霊スポットを巡るゴースト・ツアー。ツアーはおよそ2時間で、歴史家でもあるシントン氏の解説とともに、数々の心霊名所を訪れる。エイジ誌やヘラルド・サン誌をはじめ、数多くの新聞・ローカル誌にも取り上げられている。要予約。
日時:毎週土曜8:30PM~
住所:15 McKillop St., Melbourne
Tel:(03)9670-2585
料金:大人$20、コンセッション$18、10人以上の場合は10%ディスカウント
Web:
www.haunted.com.au/ghosttour.html

 

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